貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)

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貸付型クラウドファンディングとは?

融資型クラウドファンディング、ソーシャルレンディングとも呼ばれています。
支援者は、クラウドファンディング運営業者が組成したファンドを通じて、事業者に対して貸付を行います。
クラウドファンディング運営業者は、事業者への貸付金利から営業手数料を差し引いた金額を、支援者への配当金(金利収入)として還元します。

主な特徴

  • 支援者は事業者に対して、事業への共感というよりは、純粋に投資案件として利回りを求めていることが大半です。プラットフォーマーもそれを踏まえ、予定利回りを明示しており、支援者にとっては比較的利回りを想定しやすいようにはなっています。
  • 一方で、相応の利回りを確保するため、不動産事業や太陽光発電事業、スタートアップ企業、海外案件等を中心として案件が組成されており、相応のリスクを背負うことになるため、支援者としては1つの案件に投資するよりは分散投資をしたほうがいいと考えられます。
  • 最近では、Funds(ファンズ)のように利回りも1~3%台と低いものの、リスクを抑えた大企業や有名企業への投資案件を扱うクラウドファンディング運営業者もあります。
  • 過去には、「maneo」や「みんなのクレジット」のように集めた資金の不正利用等も発生していますので、クラウドファンディング運営業者の見極めも重要です。

・予定利回りが明示されている
・但し、信用リスクがあるため、予定利回りを下回るだけでなく、元本割れのリスクもあり

主なクラウドファンディング運営会社

Funds(ファンズ)

Fundsは、原則として上場企業または監査法人などの監査を受けた企業に限定してファンドを組成してます。
ファンド組成企業からの直接的な貸付先を明示しているところも特徴です。
予定利回りは年率1~3%程度であり高くはありませんが、信用リスクが相対的に低い案件が多く、過去には三菱UFJ銀行やメルカリなど有名企業への投資案件もありました。
なお、株主優待に代わるFundsへの投資特典として、一部のファンドでは「Funds優待」を提供しています。

★Fundsのサイトはこちら https://funds.jp/

Bankers(バンカーズ)

2020年12月より融資型クラウドファンディングを開始しており、予定利回りは年率2~6%程度の案件が多くなってます。
融資先は匿名化されているためわかりませんが、融資金利は明示されています。
なお、Bankers(バンカーズ)とSBIソーシャルレンディングは2022年5月を目処に合併し、SBIソーシャルレンディングのサービスを承継する予定です。

★Bankersのサイトはこちら https://www.bankers.co.jp/

クラウドクレジット

クラウドクレジットは、海外で個人ローンや中小企業向けローンを展開する金融業者等に貸付を行うファンドを組成しており、予定利回りは5~8%程度の案件が多く、比較的高めの設定となってます。
海外はメキシコやペルーといった南米やエストニアやブルガリアといった東欧、モンゴルといったところが多いようです。

★クラウドクレジットのサイトはこちら https://crowdcredit.jp/

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