購入型クラウドファンディング

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購入型クラウドファンディングとは?

購入型クラウドファンディングは、事業者が開発・提供しようとしている商品・サービスに対して資金提供を行い、支援者は対価としてその商品・サービスを受け取る仕組みです。

主な特徴

  • クラウドファンディングの中では最もよく知られている形態であり、支援者の感覚としてはECサイトの先行予約で購入するようなイメージです。
  • まだ世に出ていない商品サービスの開発プロジェクトや完全会員限定の会員権など、新規性や特別感を享受できるような案件も多い。
  • 金融商品取引法の規制は受けないため、支援者は本人確認等は不要。また、クラウドファンディング運営会社の参入も容易であり、運営会社が乱立しやすくなってます。
  • 特に「READYFOR」「Makuake」「CAMPFIRE」の3社が大手です。

開発自体はプロジェクト後であるため、開発遅延による発送の遅れが発生したり、品質が当初想定より低いなどの課題が発生する可能性あります

主なクラウドファンディング運営会社

READFOR(レディーフォー)

「READYFOR」は日本初・日本最大級のクラウドファンディングサービスです。
2011年3月から1万件以上のプロジェクトを掲載し、100億円以上の資金が集まる、日本最大級のクラウドファンディングサービスとして成長しています。
キュレーターと呼ばれる担当者が各プロジェクトにつき、マンツーマンでプロジェクトのサポートを行っており、達成率は約75%と業界最高水準を誇ります。
購入型以外にも、寄付型やGCFにも取り組んでいます。

・子ども関連、まちづくり、医療・福祉など社会貢献に資するような案件が多くあります
・特に最近は新型コロナの影響による支援に関する案件も増えてます

★READFORのサイトはこちら https://readyfor.jp/

Makuake(マクアケ)

「Makuake」は2013年に”サイバーエージェント”内の新規事業としてスタートしました。
2019年12月にはクラウドファンディング運営会社として初めて東証マザーズに上場を果たしています。
“アタラシイものや体験の応援購入サービス”をコンセプトとし、新商品開発の企画からプロジェクト終了後の一般流通まで支援しています。

※Makuakeのサイトより引用

また、全国100社以上の金融機関とも連携し、取引先を紹介するビジネスマッチングにも力を入れてます。

・プロダクトや飲食店・グルメ、ファッションなど幅広い分野の案件あり
・Canon、キングジム、シャープなど大企業も新商品のマーケティングとして活用

★Makuakeのサイトはこちら https://www.makuake.com/

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

「CAMPFIRE」 は、あらゆるファイナンスニーズに応えるべく、個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など、様々な挑戦を後押ししてきた国内最大のクラウドファンディングです。
これまでに6.1万件以上のプロジェクトが立ち上がり、690万人以上の人から550億円以上の支援が生まれました。

・最も幅広く、様々なジャンルのプロジェクトが掲載されている
・事業統合したFAAVOの影響もあり、地域特化のプロジェクトも多い

★CAMPFIREのサイトはこちら https://camp-fire.jp/

その他の購入型クラウドファンディング

Kibidango

楽天出身の社長が運営 https://kibidango.com/

未来ショッピング

日経新聞社が運営 https://shopping.nikkei.co.jp/

A-port

朝日新聞社が運営 https://a-port.asahi.com/

GREEN FUNDING

CCCグループ(TUTAYA)が運営 https://greenfunding.jp/

KAIKA

山口銀行と地元企業が運営 https://kaika-crowdfunding.jp/
⇒筆者としては地域活性化の手段として注目してます!!

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