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購入型
KAIKA
購入型を普段利用している人でも、あまり知られていないのが「KAIKA」です。
「KAIKA」は山口銀行と地元企業が中心となって立ち上げた地域型のクラウドファンディングです。
当初は「ファンド投資型」を立ち上げ、最近は「購入型」にシフトしています。
銀行が直接クラウドファンディングに関与しているのは、山口銀行とソニー銀行くらいです。
その「KAIKA」で今、注目すべきプロジェクトが2件あります。
山口の頑張るお店 応援プロジェクト【2022年】元気にやまぐち券(第1期)
コロナの影響を大きく受けている山口県内の店舗を”応援”しよう!という、支援額のいわゆる「地域振興券」です。
ですが、クラウドファンディングの仕組みを使っているところが素晴らしいアイデアだと思います。
ポイントは3点。
- 支援額の50%の金額を上乗せしてリターンを行うこと
- クラウドファンディングの仕組みを使うことによって、効率化やコスト削減が図れること
- 「KAIKA」の知名度が上がり、登録者数が増加することで、KAIKAの地域プロジェクト支援が増えること
既に支援総額は10億円を超えているとのことであり、支援者も約2万6千人となってます。
これだけの登録者数を増やすことができたことは「KAIKA」にとっても大きな話ではないでしょうか。
地域密着のクラウドファンディングの成功体験となってほしいと考えます。
”北九州の台所”旦過市場火災復興プロジェクト
22年4月19日、ニュースでも大きく取り上げられた「旦過市場」の火災に対する復興支援金のプロジェクトです。
寄付型に近い案件ではありますが、少しずつ資金を出し合って復興していこうという取り組みは、クラウドファンディングの醍醐味ではないでしょうか。
クラウドファンディングでは、地震や水害、火災など様々な予期せぬ災害に対して復興支援を呼び掛けてます。
今は離れていても地元や思い出の地での災害に対して支援が可能なので、是非取り組んでみてはいかがでしょうか。
私も北九州市出身なので、旦過市場には大変お世話になったし、思い出もありますので、KAIKAで支援させていただきました。