ふるさと納税でクラウドファンディング
ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは?
もう地元から離れて、東京や大阪などで働き始めて何十年って方は多いのではないでしょうか?
年に1、2回は帰省していたものの、コロナ禍でそれも難しくなってますよね。
そんな地元に貢献できるのが、「ふるさと納税」。
ただ、「ふるさと納税」というと、
①返礼品が目的(特に肉、フルーツが上位ランキング)
②税金が戻ってくる(還付される)
③自治体での使い道はよく知らないが、取りあえず分野を聞かれるので選択
というイメージが強いですよね。
ガバメントクラウドファンディング(GCF)は、ふるさと納税のクラウドファンディング型であり、目標金額、募集期間等を定めて、寄付金の使い道をより具体化して自治体が課題と考えるプロジェクトに対して寄付を行う仕組みです
どのくらい使われているのか?
総務省の統計によれば、ふるさと納税受入額は令和2年度で約6,725億円にもなります。
具体的な金額はわかりませんが、GCFを取り入れている自治体は、全体の約15.9%(285団体)とのこと。
どこでGCFで支援できるのか?
以下、2つのプラットフォームをご紹介します。
ふるさとチョイス
ふるさとチョイスはふるさと納税の中でも大手のサイトです。
案件自体はREADYFORのように地域の課題やSDGsに絡んだ案件が多くなっています。
また、広域連携GCFにも取り組んでおり、全国の共通した課題に対し、複数自治体が連携して寄付を募る仕組みを行っています。支援者の寄付は地域だけでなく日本全体が抱える課題の解決に向けた自治体の取り組みに活用されます。
★ふるさとチョイスのサイトはこちら https://www.furusato-tax.jp/gcf/
さとふる
こちらも大手ふるさと納税サイトであり、ソフトバンクグループが運営しています。
ふるさとチョイスに比べればやや案件は少なくなってます。
★さとふるのサイトはこちら https://www.satofull.jp/projects/top.php
購入型で地域指定
実は購入型では、地域を特定してプロジェクトを検索することも可能です。
少なくともREADYFOR、Makuake、CAMPFIREの大手3社では、県単位で検索が可能です。
ここではMakuakeについてご紹介します。
Makuakeの地域指定
①上段の「🔍探す」をクリック
②左側下段の「すべての地域」をクリック
③すべての県が表示されました。
因みに最後の「海外」は海外ではすでに販売等を行っているものの、日本では正規代理店として取り扱っている商品です。
まとめ
- クラウドファンディングを通じて、地元を支援できる
- ふるさと納税の仕組みを使うのが、ガバメントクラウドファンディング(CGA)
- 購入型でも地域指定することで、地元の中小企業・個人事業主、地元の社会問題に貢献できる
返礼品を目的とするのもいいですが、クラウドファンディングの仕組みで地元応援するのはいかがでしょうか?